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iTunesには外部アプリからiTunesにアクセスする手段であるiTunesCOMという技術があるのだけど、iKaraはiTunesと一体となって稼動する「プラグイン」であるにもかかわらず、iTunesCOMをアチコチで使っています。
しかし、iTunesCOMは「使ってはいけないタイミング」というのがあって、もしそのタイミングで使おうとするとiTunesが固まります(30秒ほどでまた動き始めたりするけど)。これは、仕様の様でどうしようもないらしい。
そのタイミングというのは「iTunesが何らかのダイアログを出している時」。
以前はほとんど問題にならなかったのだけど、現在のiTunesはビジュアライザ表示中でも大半のメニューが操作できてしまうため、不意にこれらの操作を行うとiTunesがダイアログを出してしまい、結果的にiKaraが処理を止めてしまう事態に陥ってしまうケースがありました。
さらに悪い事に、「Geniusをアップデート」などの機能は、ダイアログで完了を告げやがるので、うっかりGeniusアップデート中にiKaraを表示してしまうと完了と共に固まる可能性があったりもするのです。
今回のバージョンではiTunesCOMを使う直前に必ず安全確認をする様に処理を追加しました。でも、iTunesの出すダイアログもWindows標準の物もいっぱいあって判別するのに苦労したりで、意外に難産でした。解析ソフトで調べていくと見えてくる新事実の数々orz
ダイアログ表示中にiKaraがiTunesCOMを使用しようとすると、ビジュアライザ右下に「iTunesCOM was discontinued.」と、怪しげな表示を出す様にしました。普段はカウンター補正にしか用いてないので問題ないですが、この表示があるタイミングで次曲送りされたりすると情報が取れずに表示が変になる事があります。もう一度次曲送りをしたりすれば直ります。特に代替手段を試みたりはしないので、とりあえず「固まらないだけ」です、すみません。もしこの表示を見かけたら「お、頑張ってるな」とか、ほっこりとした気分とやらになっていただければ('A`)
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前回あれだけベタ褒めした「リトルビッグプラネット」ですが、ユーザーの作ったステージを選んだり探したりする機能が駄目過ぎる!!!!作為的なSEO(=サーチエンジン最適化)をしているステージ以外は、まともに見つける事すらできない。ステージ作者がモチベーションを維持できそうにない構造というのは、このソフトにとって致命的だと思うのだが。