つい一年前にジョブズCEO自らソニーを嘲笑するかの様に「動画対応は間違い」と言ってのけていたはずなのだけど。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0410/27/news019.html
iPodがあまりにも楽勝ムードなので、あえて色々書いちゃう。
Windows版のiTunesの完成度が相変わらずどうしようもなく良くない。あらゆる操作が水中を歩いているかの様に重苦しい。2.8Ghz/1GのPCでこれだけ意味不明に重いのは、さぞ中の作りが悪いのだろうと察しが付く。
あれだけ感覚的な事を重視している会社なのだから、Windows版ソフトに限って操作の軽快さに全く無頓着なのは言い訳出来ないだろう。内部処理的な所はともかく、操作感に関わる部分は完全にWindowsネイティブでやってもらわないとダメだと思う。
それでもソニーのSonicStageやConectPlayerよりマシなのだろう。でもWindows Media Playerは、iTunesよりも明らかに品質が良い事は頭に入れておかなくてはならない。完成度が高いとはあえて言わないけれど。何よりもWMPにはiKaraよりイカス歌詞プラグインがある('A`)
それから、すでに「何をやっても駄目」なソニーウォークマンについても、自動フリガナ機能を装備した点には注目しておきたい。要は曲タイトルやアーティスト名を何も意識せずにアイウエオ順に並べてくれる機能。iPod/iTunesを使いこなしているユーザーからすれば喉から手が出るほど欲しい機能のはずだ。
「そんな機能、始めからOSに付けてくれYO!」と言いたくなる機能だが、あいにくWindowsもMacもiTunesもiPodもアメリカ製なので、これの重要性を感じてもらって実装される日は永久に来ない可能性が高い。これは全く恐ろしい事ですよ。
iTunesのインクリメンタルサーチも、フリガナ入力時から対応しないと日本語にはほとんど意味がない。ちなみにGoogle desktop searchのインクリメンタルサーチはちゃんと変換確定前から反応する。
今の所、アップルに送ったフィードバックに返事が来たり反映された事はない。
・・・そう言えばソニーやGoogleはすぐ返事が来たなぁ。自動定型文だけど。
こうして見ればiPod/iTunesも、実は結構隙だらけな事がわかる。
それでも相変わらずiPodは強烈な魅力を放っているし、大流行しているし、今はどう見ても楽勝ムード。熱狂と安泰のうちに様々な問題が改善される事を祈るばかりです。
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NP!という雑誌にiKaraが掲載された様で、送られてきました。
が、どう見ても工口本です。
本当にありがとうございました。